鋼鉄の竜


2006.07.25 朝刊に8月中旬にスチールドラゴンが”リニューアル”と、
さっそくHPで確認したところ、「スチールドラゴン2000」運転再開へ向けての・・・・」
間違え無いようです。とりあえずよかった、よかった

下記の内容は2004年10月に作成したものです
その内この事故のことも忘れられるかもしれません
おじさん、今も整備してるかな?

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2003年08月23日 長島温泉 ナガシ○スパーランドにあるスチー○ドラゴン2000は
脱輪事故を起こしました。
重傷者2名 搭乗者1名(女)、近隣に居た人1名(男)。
それ以降、運転はされていません。



土曜日の台風が通過した後のよいお天気ですが、
さすがに休止中、誰もここには居ません。
他の施設には人が溢れています。


お詫びの紙が張ってありましたが、台風のせいか、
シワシワになっています。
「もうしばらく…」何時まで待つのでしょうかね

この存在感を見てください。
さすが一時はギネスに乗るコースターです

スチー○ドラゴン2000
全長:2479m
最高到達点:97m
最大落差:93.5m
最高速度:153km
最大傾斜:68度
乗車時間:210秒

ちなみに、FUJ○YAMAは
全長:2045m
最高到達点:79m
最大落差:70m
最大速度:130km
最大斜度:65度
乗車時間:216秒



すでに1年以上動いていませんが、
レールはまだ天を目指し、
その存在感をお客さんに印象付けます
※スチー○ドラゴン2000のお土産は売ってます


「ふーん」と見ていただけなのですが、この光景を見て、
なんとも言えない感情になりました。
わかりにくいかもしれませんが、係員の方が、
このスチー○ドラゴンを整備しておられるのです

黙々と細かく整備されています
今日も、明日も動く予定はありませんが、一生懸命整備しています。
おそらくもう動くことはないでしょう

否定的かと思われますが、それには理由があるのです。
現在、ナガシ○の公式な状況回答としては、
「原因究明の為」としていますが
実は原因究明できない理由があるのです。

それは、設計者が行方不明になっているからです。

事故が起きて、ナガシ○は設計者、施工業者に原因追求するように要請しましたが、
設計者が行方不明、施工業者は「設計どおり作ったから我々は問題ない」という状況です
ナガシ○は設計者に損害賠償や原因追及したいところですが、こんな状況であり、
施工業者を相手に訴訟を起こしています。

しかしながら、この訴訟、設計どおりに作ってあれば、施工業者に問題がないわけで、

どうも、それが明確になったようです。
そうなると設計者となるわけですが、行方不明で、話が進まない。

原因追求もできない

どうしようにもない

といった具合で、現状に至っています。

つまり、再開する為の条件が揃わないのです。
ですから、設計者が見つかって、原因が見つかり、修正できる可能性が無いのです

このまま潮風にさらされて、朽ちていくしかありません

その事実を知っているにもかかわらず、あの係員の方は、
日常業務として作業をしておられます。
私以上に複雑な心境と思いますが、黙々と作業を続けています。

その姿を見てなんか、胸が熱くなってしまいました。



隣には新しい遊戯施設が作られています。
結構お客さんも付いているようです


再開する目処が立たないその姿
他を圧倒する存在感。

だけど今はじっと静かに立っています
みんなが楽しんでくれたあの時を思い出し
再び喜んでもらえる時がくる事を信じて

JAlbum 6.5

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